<ソチ五輪>挑戦受けるオリンピック愛国主義…「大韓民国よりキム・ヨナ応援」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.20 11:03
オリンピックやワールドカップなど大型スポーツイベントを通した国民の結集は、次第に弱まりつつある。2009年ワールドベースボールクラシック(WBC)野球代表チームの編成に困りきったキム・インシク監督(67)が「国家があってこそ野球もある」と一喝したこともある。代表チームへの合流を敬遠したコーチ・選手たちへ釘を刺したのだった。
しかしオリンピックでのナショナリズムは次第に力を失っている。18日金メダルを取った女子ショートトラックリレーチームの華僑3世コン・サンジョン(18)は愛らしい容貌で注目されている。若いファンたちに国籍は関係ない。経済危機と世代葛藤が続く中で国家に対する若い世代の認識が悪くなった。彼らは「国が私たちのために何をしてくれたのか」と尋ねる。