現代車、国産ライバル車は分析せず…その理由は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.01.11 11:15
現代自動車グループのナムヤン技術研究所の車両分析チームは昨年、グローバル競争のため分析人材を大幅に増やした。従来の自動車企業だけでなく、自動運転車を開発する情報通信技術(ICT)企業、電気自動車専門企業も増えたからだ。ところが国内の自動車企業に対する分析は数年間ほとんど見られない。研究所の関係者は「国内市場も事実上、海外グローバル企業との競争になっているため大きな意味がない」とし「国内自動車の商品性分析は営業本部やマーケティング側が担当している」と話した。
韓国自動車市場が国産車が圧倒する「日本型」からグローバル自動車企業が競争する「欧州型」に進化している。
主な自動車強国の輸入車シェア(2017年基準)を見ると、米国が49.2%で最も高く、イタリア(41.7%)、ドイツ(38.7%)、フランス(31.3%)などが後に続く。自動車強国の中では国産車と軽自動車が人気の日本(7.1%)が最も低い。10年前まで「日本型」市場だった韓国も欧州(30%以上)ほど輸入車の市場シェアが増えると予想される理由だ。