今度は蘇莱浦口、韓国で在来市場の火災相次ぐ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.19 10:59
仁川市南洞区(インチョンシ・ナムドング)の蘇莱浦口(ソレポグ)魚市場に18日午前1時36分ごろ火災が発生した。この火災により魚市場内の屋台220カ所と店舗20カ所が焼け、消防署の推定で6億5000万ウォン(約6426万円)相当の財産被害が出た。明け方のため幸い人命被害はなかった。この日午前に訪れた蘇莱浦口魚市場内部は鉄製の骨組みだけが残っていた。魚が積まれていた屋台は跡形もなく消え、口を開いて焼け死んだ貝がいっぱいだった。蘇莱浦口で15年間商売をしてきたというパク・ギョンリムさんは「週末が稼ぎ時なのできのう魚をたくさん注文したのだが…」と話しながら涙をぬぐった。
蘇莱浦口では2010年1月と2013年2月にも火災が発生し、それぞれ店舗25カ所と36カ所が焼けた。変圧器の容量不足などが火災原因に挙げられた。警察と消防当局はこの日の鑑識の結果、魚市場「カ」区域で発火が疑われる地点を捕らえた。警察関係者は「焼け落ちた電線を調査し、さまざまな部位で電線が切れた跡を確認した」と話した。