右翼から脅迫も「朝鮮人徴用追悼碑」設置する日本の村(1)

右翼から脅迫も「朝鮮人徴用追悼碑」設置する日本の村(1)

2014年10月30日08時23分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北海道の小さな村、猿払。人口2400人規模の「村」で暮らしてきた水口孝一さん(79)は「村のどこかに朝鮮人の遺骨が隠されている」という50年前の町内郵便局長の言葉を今もはっきりと記憶している。

  若い頃に聞いたその言葉が気になったのは2000年に入ってからだ。水口さんは調査の末、浅茅野飛行場の建設のために朝鮮人徴用者が連れられてきて、少なくとも80人が栄養失調やチフスで死亡したという文書を入手した。謎は遺体が埋められた場所だった。墓地と推定されるところは日本製紙が造林したマツ・シラカバの森に変わった状態。水口さんは村役所および韓国側の団体と協力して発掘を始め、2006年から2009年まで3回の作業の末、38人の遺骨を発見し、近くの寺に安置した。

  しかし水口さんと村の同僚は「裏切り者」という烙印を押された。インターネットを通じて結集した日本の右翼団体の脅迫電話が鳴り続け、猿払村の事務所は昨年11月、推進してきた追悼碑の設置も中断した。右翼団体は設置費用の一部を韓国政府が支援したという点も問題視した。

  ニューヨークタイムズは28日、これを取り上げ、猿払を「裏切り者の村」として脅迫した勢力が「ネットライト(Net Right)」という点に注目した。「規模は小さいがインターネット空間を通じて団結し、攻撃的な性向を見せる」とし「水口さんのように自国の暗い歴史を忘れてはいけないという人たちを脅かしている」ということだ。

  同紙はネットライトの構成員は主に安定した職場に通えない若年層であり、極右性向を通じて社会に不満を表出してきたと分析した。阪口正二郎一橋大学教授が「ネットライトの勢力拡大は(日本人が)自国の衰退を心配する状況を反証している」と解説する背景だ。

  同紙は「ネットライトは、日本が過去70年間、長崎原爆を主導した米国はもちろん、隣国である韓国・中国によって『悪党』と表現されたという点に憤慨している」と診断した。京本和也(26)という有名右翼ブロガーが代表的なネットライトだ。猿払村の追悼碑設置を「自己虐待的発想」として強く反対した京本は、ニューヨークタイムズに「日本にずっと謝れという声にぞっとする」と主張した。

右翼から脅迫も「朝鮮人徴用追悼碑」設置する日本の村(2)
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