ドイツの中小企業がうらやましい朴大統領、サムスン電子がうらやましいメルケル首相(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.11 10:18
メルケル独首相が先月26日(現地時間)、朴槿恵(パク・クネ)大統領と会った際、サムスン電子のグローバル競争力をうらやんでいたと、政府関係者が10日伝えた。
当時ドイツを歴訪中だった朴大統領は韓独首脳会談の後、メルケル首相が主催する夕食会に出席した。朴大統領はこの席で、「ドイツのヒドゥンチャンピオン(規模は小さいが競争力で市場を支配する中小企業)を韓国中小企業が学べるよう韓国との交流を強化しよう」と述べ、中小企業間の協力を話題にしたという。
この発言を聞いたメルケル首相は「我々のほうがむしろ学ぶことが多い」とし、サムスン電子について尋ね始めた。メルケル首相は「iPhoneを作ったアップルは米国で革新を代表する大変な企業だが、サムスンはどのようにしてアップルと競争することになったのか。ドイツは研究開発(R&D)投資が多い国だが、韓国のR&D比率はもっと高い。韓国政府はどんな政策を展開し、韓国企業が急速に成長しているのか」と尋ねた。「サムスンはR&Dをどれほどしているのか」「職員は何人か」という具体的な質問もした。