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北、金日成・金正恩偶像化を加速…今年だけで10個の銅像

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.04 11:28
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北朝鮮の金日成(キム・イルソン)主席-金正日(キム・ジョンイル)総書記親子の銅像が今年だけで北朝鮮内の約10カ所に設置されたと、米国の自由アジア放送(RFA)が3日(現地時間)報じた。

米ジョンズ・ホプキンス大国際大学院(SAIS)韓米研究所のカーティス・メルビン研究員は北朝鮮を撮影した衛星写真を分析した結果、「金日成-金正日親子の銅像が北朝鮮全域で速いペースで設置されている」とし、このように明らかにした。

 
メルビン研究員は「各主要都市と大学、博物館、史跡、軍部隊にいたるまで設置個数、速度とも活気的」とし「今後も全国の主要機関と軍部隊などに金親子の銅像が設置されていくだろう」と述べた。

ロシア出身の北朝鮮専門家アンドレイ・ランコフ国民大教授は「北の田舎で増えている銅像は安いものではない」とし「銅像は北朝鮮の宣伝活動と偶像化作業に重要な役割をしている」と話した。

北朝鮮は特に空・海軍司令部など最高指揮部のほか、第630部隊、第593部隊、第526部隊など下級部隊にも金親子の銅像を設置し、軍部隊の中でも偶像化作業を強化していることが確認された。

金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の指示に基いて直ちに履行され「恐怖統治」として活用されるという点も特徴だ。

RFAは「金正恩委員長が指示事項を伝達すれば直ちに建物や施設を解体してこれを拡張したり、銅像を設置する作業が進められる」とし「指示をまともに履行しなければ容赦なく粛清の対象になる『恐怖統治』も同時に見せている」と分析した。

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    北、金日成・金正恩偶像化を加速…今年だけで10個の銅像

    2017.08.04 11:28
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    金日成(キム・イルソン)主席23周忌を迎えた7月8日、平壌市万寿台金日成・金正日(キム・ジョンイル)親子の銅像の前で平壌市民が礼をしている。(中央フォト)
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