サムスンのスマートカー事業、半導体に続く主力事業になるか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.04 09:49
サムスンのスマートカー事業が「ポスト半導体」になるだろうか。サムスン電子が伊フィアット・クライスラー・グループ(FCA)の自動車部品事業部門マニエッティ・マレリ買収の動きに業界は「サムスン電子の自動車部品事業に対する構想は当初知られたものよりはるかに大きいようだ」と反応した。
同社が車両用IT装備を作る電装事業部を権五鉉(クォン・オヒョン)副会長直属で設置したのは昨年12月。わずか8カ月前だ。先月世界最大の電気自動車メーカーBYDの株式5100億ウォン相当を取得したというニュースが伝えられてから3週間で再びグローバル自動車部品メーカー買収のニュースが飛び込んできたのだ。一部では「積極的な動きを見ると電装事業を半導体事業水準に育てようとしているのではないか」との分析が出ている。