トランプ氏の側近に知韓派将軍…板門店で銃撃戦経験も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.08 08:18
韓国たたきを続ける共和党のドナルド・トランプ氏の外交・安保諮問団に、韓国軍と共同作戦をして韓国で銃撃戦まで体験した米軍予備役将軍・将校が布陣したことが分かった。トランプ氏は韓国を批判するが、彼らは「韓国軍は世界で最も立派な専門家たち」「韓国軍と共に服務することができて光栄だった」という賞賛を惜しまない。諮問団の韓国との縁とトランプ氏の同盟批判がぎこちない「トランプ・アイロニー」だ。
トランプ氏は3月ニューヨーク・タイムズとの電話インタビューで、チャールズ・キュービック予備役海軍少将、バート・ミズサワ予備役陸軍少将を安保諮問要人として公開した。キュービック元所長は5月に中央日報の電子メールでの問い合わせに「イラク戦当時、韓国軍の工兵部隊が派遣されて共に指揮した」として「韓国の工兵・医務部隊に深い印象を受けた」と話した。2003年キュービック元所長が率いた「シビ工兵師団」には、韓国軍の徐煕(ソヒ)部隊が配属された。当時ソヒ部隊に勤務していた韓国軍の将軍は「キュービック将軍は韓国軍に好意的だった」と話していた。ソヒ部隊を支援したキム・クグヒョン中佐は「特功武術の示範を米軍指揮部に見せたところ、キュービック所長が親指を立てて褒めていた」と記憶している。キュービック元所長は「ベトナム戦の服務時、韓国企業と縁を結んだ」と明らかにした。