グーグル会長も体験した韓屋ステイ、「韓国式家屋こそ真の韓流」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.17 15:26
9日ソウル嘉会洞(カフェドン)のある韓国式家屋の中庭。休暇で韓国を訪れていた米国人のパトリック・ニューマンさん(33)が、家主(62)夫妻と小さな食卓を囲んで座った。ニューマンさんは家主が作ったプルコギとチゲを食べながら、良い観光名所や美味しい店などを勧められた。彼はこの韓国式家屋で3泊4日滞在した。ニューマンさんは「家の中から中庭を見ることができて、疲れた時にはオンドルに腰・背をくっつけて温められる文化が新しい」として「韓国の伝統文化を体験できるのでホテルの代わりに民宿を選んだ」と話した。
地球の反対側に住んでいる彼らを結んだのは「空室共有ソーシャル民宿」という新概念サービスを提供する「Kozaza」という所だ。全国の主な観光地周辺に旅行客が滞在できる家庭・ゲストハウスなどについての情報を集め、これをインターネット空間に紹介して外国人観光客とつなげてくれる。家主が余っている空室をこちらに出せば、外国人旅行客が自分の好みに合う家庭を選んで安い費用で宿泊できるという形だ。2012年初めにKozazaを作ったチョ・サング代表(51)はこのようにソーシャルネットワークサービス(SNS)を活用した空室共有宿泊情報事業を展開しながら、韓国に「共有経済」という話題を広めた。共有経済とは普通「一度生産された製品を色々な人が共有して使う協力消費の経済」と解釈されている。