カナダ、鉄鋼セーフガードから韓国製を「全面除外」

カナダ、鉄鋼セーフガードから韓国製を「全面除外」

2019年04月04日18時25分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  カナダが3日(現地時間)、輸入鉄鋼製品の中で韓国製をセーフガード(緊急輸入制限措置)から除外することにした。

  4日、産業通商資源部によると、カナダ国際貿易裁定委員会(CITT)はこの日発表した鉄鋼産業被害調査結果および最終措置勧告案で韓国製は自国の産業被害の主な原因でないとし、セーフガードの最終措置から外した。

  CITTは調査および暫定措置対象の7品目のうちエネルギー鋼管、熱間圧延、カラー鋼板、船材、鉄筋など5品目に対しては緊急輸入制限措置の発動に必要な要件を満たしていないという理由で最終措置から外し、深刻な産業被害の恐れがあると判断されたステンレス鋼線、厚板など残りの2品目に対してのみ最終措置の実施を勧告した。

  しかし、この2品目に対しても深刻な産業被害や実質的脅威を及ぼさない場合はセーフガードから外すように定めた韓国-カナダ自由貿易協定(FTA)の規定にしたがって韓国製は除外することにした。

  今回の勧告案に基づいてカナダ政府は関連国協議などを経て現在施行中である暫定措置が終了する翌月12日以前に最終措置を確定するものと見られる。

  今回の勧告内容をカナダ政府が承認すれば、現在の韓国製鉄鋼製品に対するセーフガード暫定措置は5月12日まで終了する。

  これに先立ち、カナダは昨年10月11日、米国通商拡大法第232条措置および欧州連合(EU)の鉄鋼セーフガード暫定措置にともなうカナダの輸入増加を懸念し、鉄鋼材7品目に対して調査を始めたことがある。また、10月25日にはここ3年間(2015~2017年)の平均輸入物量の100%を超過する物量に対して25%の関税賦課を暫定施行してきた。

  産業部は「今回の調査過程でカナダ鉄鋼業界は韓国製を産業被害の主な原因だと強く主張してきた」とし「しかし、韓国政府の積極的な対応と韓国企業の調査参加など官民合同の対応が良い結果を導いた」と伝えた。

  さらに、「政府は今回の発表に対する評価および今後の対応策を協議するために5日鉄鋼業界と会議を開催する予定」としながら「世界的な保護貿易の拡大傾向に対抗して韓国企業に友好的な通商環境をつくるために積極的に対応していきたい」と伝えた。
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