<世界革新起業家、未来50年を語る>(1)アリババの馬雲…「世界を変えたい」(下)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.21 16:21
◆ワニを育てるワニ
アリババは「揚子江のワニ」と呼ばれる。2000年代初期、中国電子商取引市場をめぐり米イーベイとアリババの淘宝(タオバオ、C2Cサイト)が激しく競争した時に出てきた言葉だ。当時、馬雲会長は「イーベイはサメ、アリババは揚子江のワニだ。海ではワニがサメに負けるが、川ではワニが勝つ」と述べた。簡便決済手段のアリペイを前面に出した淘宝の完勝で終わった。馬会長はもう揚子江の向こう側の世界のワニと提携することを望んでいる。