施政演説で「成長」15回・「分配」は0回…文大統領の変化した経済基調
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.02 13:09
文在寅(ムン・ジェイン)大統領は1日、来年度の予算案に関する国会施政演説で「経済」を39回言及した。「国民」(70回)の次に文大統領が最も多く使った言葉だ。主に新政府の経済政策基調である「人間中心の経済」を説明する過程だった。文大統領は「財閥・大企業中心の経済は停滞した成長と疲れ果てた国民の暮らしが証明するように、これ以上韓国の未来を保障することができない」とし「『人間中心の経済』に韓国経済のパラダイムを変えたい」と述べた。
文大統領は「人間中心のた経済」の3大軸として所得主導成長、革新成長、公正な経済を挙げ、「成長」は15回言及した。6月の国会追加補正予算案演説の時「成長」という言葉を言及した回数は5回だった。一方、当時2回言及した「分配」は1日の演説では1回も登場しなかった。分配から成長への基調移動というのが政界の分析だ。