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<南北首脳会談>金正恩の執事キム・チャンソンのパワー、手招きで李善権呼びつける

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.01 10:28
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南北首脳会談が開かれた先月27日。北側随行員として同行したキム・チャンソン国務委員会部長が手を振ってだれかを呼んだ。李善権(イ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長だった。首脳会談が開かれた板門店(パンムンジョム)平和の家にいた青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者が伝えた首脳会談場の一場面だ。

キム・チャンソンに手招きで呼びつけられた李善権は韓国で言えば長官級だ。1月9日の初めての南北高位級会談で趙明均(チョ・ミョンギュン)統一部長官の相手として出てきた北朝鮮側担当者が彼だった。青瓦台関係者は「長官級を手招きで呼びつけて指示できる人物がキム・チャンソン部長だった」と話した。

 
キム・チャンソンは金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の書記室長だ。書記室長は一種の秘書室長だ。韓国でも任鍾ソク(イム・ジョンソク)大統領秘書室長の権限は強い。キム・チャンソンはさらに「最高尊厳」に代を継いで仕えるほど忠誠心で検証された人物だと北朝鮮消息筋は伝える。キム・チャンソンは金正恩委員長の先代の金正日(キム・ジョンイル)国防委員長時代から書記室で働いた。当時の書記室長の役割はチョン・ヒジョン外事局儀典局長が担当した。それから金正日の最側近であるカン・サンチュンに渡った。彼はカン・サンチュンの下で「金氏一家」の執事に成長した。そして金正日時代末期に書記室長に上がった。キム・チャンソンの役割は金正恩体制になりさらに大きくなった。

対北朝鮮消息筋によると、当初キム・チャンソンは副部長級だった。最高権力者と近い距離にいるキム・チャンソンは部長をしのぐ権限を持ったが、名目上は副部長に職級を定めており一種の「権限乱用」を止めようとしたというのが対北朝鮮消息筋の解釈だ。しかし金正恩体制に入り書記室長の職級は「格」に合わせて部長に昇格した。キム・チャンソンは先月20日に開かれた労働党全員会議では候補委員を経ずすぐに中央委員会委員に上がった。

北朝鮮の体制に精通した韓国政府当局者は「北朝鮮の特性上、最高権力者の動線と儀典の責任を持つ人物の役割は韓国とは比較にならない。金正恩委員長の安全と危機に関連した現場指示と関連してはいかなる職位にある人物でもキム・チャンソンの指示に絶対的に従わなければならず、今回実際にそうした場面を数回目撃した」と伝えた。

先月27日午前9時30分、金委員長が板門店北側の板門閣のドアを開け警護スタッフに囲まれて階段を降りてくる時に金委員長の至近距離で随行したのがキム・チャンソンだった。

そして突発状況が発生した。本来は金委員長が1人で歩いてきて文在寅(ムン・ジェイン)大統領と軍事境界線で会う場面が予定されていた。南北間の約束により階段を降りてきた北朝鮮側随行員は全員右側に退いたが、金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長だけ1人で金委員長の後について歩いた。するとキム・チャンソンが金英哲を引き寄せカメラの視野から外れさせた。

キム・チャンソンが出てくる場面はもう1度あった。軍事境界線を越えてきた金委員長は文大統領と握手した後、レッドカーペットに上がり一緒に歩き始めた。ところが金委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)第1副部長と金英哲がうっかりレッドカーペットの上を後について歩いた。すると突然キム・チャンソンが現れて金英哲と金与正を引き寄せレッドカーペットの外側に出させた。

青瓦台関係者は「南北間で合意した動線と日程はすべてキム・チャンソンが取りまとめて金委員長に直接報告したと承知している。先代の金正日委員長の時から仕えたという点から北朝鮮で忠誠心の検証を受けたとみなければならない」と話した。韓国政府の別の関係者は、「キム・チャンソンが首脳会談中に歩くのを見たことはほとんどない。高齢だがいつも金正恩委員長の周辺で用心深く飛び回り儀典と安全を取りまとめていた」と伝えた。

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    <南北首脳会談>金正恩の執事キム・チャンソンのパワー、手招きで李善権呼びつける

    2018.05.01 10:28
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    南北首脳会談が開かれた先月27日、文在寅大統領と金正恩国務委員長が儀仗隊を観閲した後、平和の家に移動している。この時キム・チャンソン国務委員会部長(後列左)が両首脳の後を歩いた金英哲統一戦線部長と金与正第1副部長(後列左から2番目と3番目)をレッドカーペットの動線から出るよう制止している。(写真=JTBCキャプチャー)
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