韓銀「経済予測の正確性を高める」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.03 16:00
韓国銀行(韓銀)が経済展望の正確性を高める。 昨年4.5%成長すると予想された韓国経済が実際には3.8%の成長にとどまるなど、予測値が大幅に外れるケースが多いという指摘のためだ。
韓銀は2日、組織改編方向を発表し、経済成長率予測に関する調査局マクロ模型チームを計量模型部に拡大改編することにした。 金仲秀(キム・ジュンス)韓銀総裁は最近、「これまで7人だった人員も順次20人まで増やす」と述べた。 調査局・経済統計局・経済研究院・国際局・通貨政策局など関連部署が参加する経済展望委員会も新設する。 委員長は首席エコノミスト(金俊逸韓銀経済研究院長)が務める。
昨年末の韓銀法改正案発効で「物価安定」以外に「金融安定」が目的に追加されたことで、従来の金融安定分析局はマクロ健全性分析局に全面改編される。 マクロ健全性分析局は早期警報のための指標を開発し、システムリスクに対する調査研究などを担当することになる。 政策企画局と金融市場局は合併して通貨政策局となる。 韓銀の関係者は「支払準備金、公開市場操作、貸出などに分かれている通貨政策を一つの局で担当することになる」と説明した。 マクロ健全性協議会、通貨信用政策協議会など関連部署間の協議体も新しく設置される。