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【社説】iCJDは“人間狂牛病”とは無関係

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.11.30 11:45
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致命的な神経疾患のクロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob disease:CJD)の一種である医原性CJD(iatrogenic CJD:iCJD)が韓国で初めて発見された。世界30カ国で400件ほど発生している希少疾病だ。まだ治療法がなく、発病から数カ月以内に患者は死亡する。疾病管理本部によると、54歳の女性キムさんは1987年、脳がんの一種である脳水腫治療のためにドイツ製脳硬膜の移植を受ける過程で、脳がこの病気の原因物質である異常プリオンに露出した。キムさんは23年が過ぎた昨年6月に発病し、同年11月に死亡した。

キムさんの病気がいくつかの種類のCJDのうち、移植や手術過程など病院での医療行為が原因を提供して生じるiCJDであることを確認したのは、医療スタッフの努力のおかげだ。医療スタッフは長期間かけて疫学調査と解剖検査、動物実験を含むさまざまな科学的検証手続きを踏んだ。‘人間狂牛病’と呼ばれる変異型クロイツフェルト・ヤコブ病(vCJD)と症状は似ているが、事実は関係がない疾患であることを科学の力で証明した。これを担当した翰林(ハンリム)大病院のキム・ユンジュン教授(神経科)は「少しでも臨床的に疑われれば解剖検査をして確認する。この患者は組織学的にもvCJDではなかった」と明らかにした。

 
問題は保健当局が昨年10月に感染事実を確認しながらも、1年以上これを公開しなかったという点だ。キムさんがiCJDで死亡したという事実はキム教授が国際学術誌に発表して知られた。もちろん綿密な科学的検証に時間がかかったが、これを1年間隠したことで誤解を招くおそれがあったという指摘も少なくない。政府関係者は「公開すれば‘人間狂牛病’論争を招きそうだった」と述べた。

明明白白な科学的事実が根拠のない怪談に圧倒されて混乱に陥った08年の‘狂牛病トラウマ’からもう抜け出し、科学を動員して真実を国民の前で堂々と明らかにしなければならない。保健当局は1980年代に問題のドイツ製脳硬膜の移植を受けた他の患者も徹底的に追跡して捜し出し、漠然とした不安感を払拭する必要がある。

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