文大統領-金英哲氏が1時間の会談…異例の書面ブリーフィング
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.26 11:13
25日午後、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と金英哲(キム・ヨンチョル)北朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長の会談はいくつかの疑問点を残した。
平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)閉会式に出席するためにこの日午前に訪韓した金英哲氏が2泊3日の滞在期間中、文大統領に会うというのは予想された日程だった。会談は閉会式の翌日の26日になるという見方が当初は有力だった。
しかし予想とは違い、文大統領は金英哲氏が率いる北朝鮮代表団に25日の閉会式直前に平昌で会った。公式予告もなかった。大統領が外国の公式代表資格で来た人物に青瓦台(チョンワデ、大統領府)でなく別の場所で、事前の公示もなく会うのは極めて異例だ。青瓦台は会談場所も明らかにせず「平昌の某所」とだけ伝えた。