【時視各角】花も十字架もない弾劾=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.29 13:06
非朴は? 朴槿恵氏を大統領にするのに先導した張本人がいまになって「朴大統領に会ったことが政治人生で最も悔やまれる」(金武星元代表)というのは卑怯ではないですか。野党もやはり4年間「次の社会」を準備する激しさを見せることができませんでした。どうか広場の市民を野党支持者と錯覚しないよう願います。
このように韓国社会を率いる人たちの中でだれも反省しない間に大統領弾劾は政治的なイベントになろうとしています。われわれの手で選んだ大統領をわれわれの手で罷免しなければならない、このあきれた現実に対するみじめさは見られません。野党と非朴は弾劾訴追定足数200人を超えられるか票計算に熱心です。弾劾議論自体を羞恥と思わなければならない大統領はむしろ「やれるならやってみろ」という調子です。