<ロッテ経営権紛争>「刑務所」「殴った」などの発言に激しい逆風
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.04 14:26
経営権をめぐる兄弟・親子間の紛争がピークに達している中、ロッテグループの閉鎖的で独断的な「指図経営」体制を批判する声が出ている。特に、辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長(60)と対立している辛格浩(シン・ギョクホ、重光武雄)総括会長(94)、辛東主(シン・ドンジュ、重光宏之)前日本ロッテ副会長(61)が恥ずかしい家族間の対立や暴言をそのまま伝え、国内大企業グループと指導層の品格に対する批判の声が激しくなっている。
辛東主前副会長は2日、ある放送局のインタビューで、韓国ロッテの中国事業の損失に言及し、「父が『昭夫(辛東彬)から賠償を受けろ。刑務所に入れろ』と話した」とし「7月初めに辛格浩総括会長が辛東彬会長を叱って殴った」と主張した。代表取締役の任命や解任など核心人事手続きもグローバル企業との乖離を見せた。