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【コラム】キムチのおかげで美しく華やかになった韓国人の箸使い

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.21 17:11
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いつか北欧で日本食堂に立ち寄ったことがある。寿司が売られていたのだが、日本人のように見える私が入ると多くの現地の客が私の一挙手一投足を注目し始めた。言ってみれば日本人はどのように寿司を食べるのか知りたかったのだ。「よし、ちゃんとしたところを見せてやろう」との考えに、箸使いがきれいに見える工夫をした。

知られているように、西欧では箸をうまく使えることが高い社会的身分のひとつの指標として解釈されている。このため本やインターネットで箸使いについて詳しく解説している。私たちがフォークとナイフを使う方法を学ぶように…。

 
さて、いくらののり巻き寿司が出た。いくらをご飯の上に乗せてのりで周囲を巻いた寿司だ。私はそれを一口で食べないで、いくらを一つずつ箸でつまんで食べた。周囲の客が注意深く注目するのを意識しながら、最大限優雅に箸を使った。緑豆ほどのいくらを一つずつ口に移すたびに、現地の人々は開いた口を塞ぐことができないようだった。西洋人がどれほど箸の作法が上手だと言っても、いくらのようにつるつるした小さなものをつまむということは、ほとんど不可能に近いことだったからだ。

箸使いの方法は長年の訓練を通じて手の関節と微細な筋肉が作られて完成される。箸をぶつかり合わせないで独立的に操る訓練をしながら、幼い頃、私たちはどれほど苦労しただろう。小説家のユン・デニョン先生は、ある文の中で箸は5つの機能を果たすと書いた。つまんで、移して、切って、取って、裂く機能だ。西洋人にとって前述4種類はおおむね真似ることができても、最後の機能では挫折してしまう。例えば韓国料理のパジョン(お焼き)やキムチを裂く時に使う方法だ。箸を中央に集めて外側に開きながら裂かなければならない。これが上手な子どもたちは大人扱いされた。同じ年頃の子どものうち、家庭教育を厳しく受けて育った子どもは主にそのような機能をいち早く覚えた。

食膳教育の厳しさを現代とどのように比べることができようか。箸使いがある程度できた大人でも、長い間ほうっておけば裂く機能を使う場面が徐々に消えていくようだ。手の筋肉は主に曲げて“つかむ”ことに慣れているし、内側から外側に開く動作に慣れないためもあるようだ。私たちはこの動作を代々伝授しながら韓国人の箸使いの特性を守ってきたと言える。お隣の日本や中国には“裂く”箸の使い方をする食べ物はあまりなさそうだ。キムチがその機能を使うことができる最大の食べ物だからだ。

ところでいつからか、我が子たちがこの機能を伝授されていないように感じた。箸使いが下手なのだ。それでフォークとナイフをうまく扱えるのかと言われればそうでもない。チキンをまるごと出す食堂に行くと、ナイフもなくフォーク1つだけが与えられる。世の中に類例がない創意的な(?) 器物使いだと笑い話にもできるが、国際社会ではあまり役に立たないだろう。

このごろ子どもたちの学歴は非常に素晴らしいらしい。しかしフォークとナイフを上手に扱い箸を美しく使うことも、世の中をうまく生きることができる方法だと知らせることも重要だ。外国人に会って微積分の実力を競ったりするが、一緒に食事をしながら親しく交流する事のほうがもっと多くないだろうか。

フードコラムニスト/パク・チャニル

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