北朝鮮船と「瀬取り」疑いの韓国船、航海記録は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.04 16:53
公海上で北朝鮮船に石油を移し替える「瀬取り」をした疑いで6カ月前から抑留中の韓国国籍のタンカー「Pパイオニア号」に関連し、何度か東シナ海で停泊してから帰航した航海記録が確認された。こうした航跡が瀬取りの疑いがある「ルニス号」と似ているうえ、2隻の船の運営会社も同じという疑惑が提起された。
米政府系放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)は4日、船舶の位置情報を提供するウェブサイト「マリントラフィック」を通じて「Pパイオニア号」の昨年4月から抑留時点の10月までの航跡を調べた結果、少なくとも5回は東シナ海の公海上に長く停泊した記録が確認されたと報じた。VOAは「米国政府の最近の対北朝鮮海上取引注意報に主要積み替え位置として指摘されたところ」とし「瀬取りに関与した可能性が高いことを表している」と伝えた。