【コラム】誰がろうそくを手にしたか=韓国(2)

【コラム】誰がろうそくを手にしたか=韓国(2)

2018年11月12日14時37分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  自由韓国党でも弾劾を考え直したいといっている。弾劾賛成者を「裏切者」という。国民80%を裏切者とレッテルを貼りたいということだ。李明博(イ・ミョンバク)政府時代、朴槿恵(パク・クネ)政府時代の民主党の者は起用しても反対派の者はふるいにかけるといって声を高めた。そのように滅びても再びその時代に立ち戻ろうとしている。責任を負う時期を経て逆風に乗る時期だと判断した政治的ずる賢さだ。

  空気のせいだ。現政権に対する支持度が揺れている。おこぼれのせいだ。すでに次の総選挙地方区に恩恵を与える。韓国党は何もしていない。反省もなかった。改革やら刷新という言葉が見慣れない。「非常」が恥ずかしい顔を隠す仮面になり、残りの破片を占めようとするのが日常化した。

  それでも無能な政権のせいで政治地図が動いている。経済が崩れる音が聞こえる。このままであれば第18代総選挙のようではなくても相当な議席を回復することができると期待する。盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の弾劾の逆風が吹いた第17代総選挙で開かれたウリ党は243選挙区のうち129カ所で勝利をおさめた。しかし、第18代の時は245選挙区の中で勝ったところが66カ所に過ぎない。

  願いとはそのようなものだ。このままであれば2020年第21代総選挙で少なくとも第一野党が大きなおこぼれにあずかるだろうと計算する。執権勢力は執権勢力の次第に、韓国党は韓国党の次第に両極化する理由だ。合理的に問い詰める人々の居場所はない。そのため、投票する時に限って互いに自分の味方に引き寄せようと躍起になる。

  政治的意見は多様だ。最低賃金や入試制度やTHAAD(高高度ミサイル防衛)配備に対する賛否の意見が一束に二分化されるわけにはいかない。各自の判断があり、自己主張がある。今は一つでも意見が違えば「裏切者」と非難する。外交問題でも国益より陣営論理が優先する。選挙の時になると相手候補に対する憎しみの連帯を作る。偽ニュース、偽クリックが動員される。

  選挙法は憎しみの両極化をそそのかす。もう合理的な声が拍手を受けるようになってほしい。そのような候補に票を投げても死票にならないように保障してほしい。目と耳を閉じた陣営争いは止めてほしい。国民は「卒」ではない。

  キム・ジングク/中央日報コラムニスト

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