<CES2015>現代自動車の未来、ITに求める(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.08 10:23
現代自動車は今回のCESに大規模ブースを用意した。「人間のための技術」というテーマで構成したブースで最も注目を浴びた技術はスマートウォッチ用車両制御アプリケーションの「ブルーリンク」だ。このシステムを利用すれば運転者はスマートウォッチを通じてエンジン始動やドアの開け閉め、駐車場での自動車検索などができる。
IT分野に自動車の領域を広げようとするのは現代自動車だけでない。伝統的にビル・ゲイツのようなITスターが出てきたCESの基調演説者として今年はメルセデスベンツのディーター・ツェッチェ会長とフォードのマーク・フィールズ最高経営責任者(CEO)会長が順に登場した。
フィールズCEOは、「ハンドルとペダルが必要ない完全自律走行車を5年以内に現実に見ることになるだろう」と話した。メルセデスベンツも今回のCESで自律走行車のコンセプトカー「F105ラグジュアリーインモーション」を公開した。ベンツのコンセプトカーは運転席を含めすべての座席が回転できるよう設計され、すべての搭乗者が向かい合って対話することができる。