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日本の職人魂と自然の味を「ブレンディング」…ウイスキー宗主国超える(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.12.15 13:32
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◆今も創業者一族が直接ブレンディング

サントリーはその後、サントリーオールド(Suntory Old)、サントリーロイヤル(Suntory Royal)、響(Hibiki)、日本初のシングルモルト・ウイスキー山崎(Yamazaki)などを相次いで発表し、サントリーの製品はちょうど日本の経済成長とかみ合いながら大きな成功を収めた。「サントリーウイスキー」が日本の国民酒に位置づけられることができた原動力も「日本の国力と共に育った」という認識のおかげだ。サントリーウイスキーが日本の内需市場を席巻できた秘訣の1つだ。

 
サントリーのもう1つの力は多様性だ。蒸留所別に特性を持つウイスキー原液を交換して多様な風味のウイスキーを作るスコットランドとは違い、日本のウイスキー会社は互いに交流がない。例えばサントリーと、ライバル会社であるニッカウヰスキーは原液をやりとりしない。したがって1つの蒸留所で1人の力で多様な個性を持ったモルトウイスキーを生産するほかはないのだ。このような方式はウイスキーを生産する立場としては弱点だ。だがサントリーやニッカウヰスキーはこのような弱点を長所へと昇華させた。自主的にさまざまなウイスキー原液を生産するなど製品開発能力を育てたのだ。

サントリーの山崎蒸留所を例に挙げれば2つのタイプのウォッシュバック(Wash Back、1次発酵された麦とイーストを入れて再発酵させる樽)、6種類の違う形の蒸留器、5タイプの熟成カスクなどを組み合わせて約60スタイルのウイスキーを生産できる。ウイスキーの本場スコットランドの蒸留所では想像もできないことだ。

ウイスキーの味を決めるブレンディングにかける思いも相当なものだ。サントリーの創業者である鳥井氏が角瓶、サントリーオールドなどの製品を直接ブレンディングしたように、今でも創業者一族の鳥井信吾副社長が直接マスターブレンダーの職責をつとめて製品開発と生産を取りまとめる。

天恵の自然環境も武器だ。山崎蒸留所の場合、ウイスキーを作るための最適な条件である明確な四季と、よく霧が降りる湿潤地域という特徴を備えている。さらに山崎地域は優れた水の味で有名だ。日本の茶道の父と呼ばれる千利休が多様な茶の味を試したのもこの地域だ。そこへ創業者一族の情熱がより増した。第2次世界大戦中も蒸留所のウイスキー生産は止まらなかったほどだ。

◆供給増えても品質のために生産増やさず

サントリーは、ビールやウイスキーなどを合わせて昨年2兆円(約18兆6000億ウォン)を超える売り上げを記録した。それまでは日本の国内市場に集中してきたが最近は海外の市場攻略にも力を注いでいる。今年5月、世界的に有名なバーボンウイスキー「ジム・ビーム(Jim Beam)」ブランドを持つ米国の蒸留酒の大企業ビームを買収したのも、世界市場進出のための準備の一部だ。サントリーにももちろん残念な点はある。サントリーウイスキーを求める需要は着実にあるが需要に合うだけの供給量を満たしていないからだ。韓国の輸入会社であるソンボ酒類交易もやはりサントリー本社側に「もっと多くの量を」と要請している。だがサントリー側は無理に生産量を増やさないという立場だ。製品の熟成期間を減らし、生産量を増やして利益を最大化する代わりに、品質が保障されるまで供給量を増やさないという戦略だ。(中央SUNDAY第405号)


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