朴大統領「信頼プロセスのアップグレードに努力、平和のため強い抑止力維持」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.30 17:21
朴槿恵(パク・クネ)大統領は28日、北朝鮮の張成沢(チャン・ソンテク)処刑と関連し、「南北関係を発展させることがどれほど難しいことかをよく表している」と述べた。世界的な学者と政治指導者のコラムを掲載する「プロジェクトシンジケート」がこの日公開した年末特別寄稿「新しい南北関係のための旅程(Reinventing the Inter-Korean Relationship)」でだ。
朴大統領は「北の第2人者として知られていた張成沢の粛清後、北の最近の状況についても、私たちの国民と国際社会は懸念している。南北関係がよりいっそう予測不可能な状態になったため」と述べた。また「南北関係の実質的正常化のためにはまだ前途は長い」と伝えた。
英文の寄稿で朴大統領は「(2月12日の)北の核実験以降、韓半島(朝鮮半島)信頼プロセスを修正すべきだという声が多かったが、私は韓半島信頼プロセスの基調が維持されることを明確にした」とし「信頼プロセスは当初から北の挑発の可能性を念頭に置いていたし、挑発に対する妥協と補償という悪循環を断ち切ろうという目的があったため」と説明した。