<冬季五輪>「こんなはずじゃ…」平昌不動産市場“パニック”

<冬季五輪>「こんなはずじゃ…」平昌不動産市場“パニック”

2007年07月05日11時14分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  平昌(ピョンチャン)不動産市場が2014年冬季五輪誘致失敗でパニックになっている。

  特にこの地域の社会間接資本(SOC)拡充計画の霧散、大挙延期はもちろん、アルペンシアを含むリゾート開発事業も難航をきたすとみられるなどパニックが広がりそうだ。

  平昌一帯の不動産市場はこれまで冬季五輪誘致に対する強い期待感に染まっていた。それだけにこの誘致の失敗にはこの地域の不動産市場が困惑する公算が大きい。大部分、冬季五輪の誘致に合わせて投資が行われたという点で今回の誘致の霧散決定の知らせは、短期的価格急落を刺激すると専門家たちは見ている。

  ある不動産会社オ・セユン社長は「制限的ではあるが、規制措置による買収傾向が落ちた状況で、今回の誘致霧散は投資心理を大きく委縮させるほかなく、これは価格急落につながるだろう」と話している。

  実際に、2010年冬季五輪誘致に苦杯をなめた2002年にも相当な混乱に陥った。当時、開催地決定のためのIOC総会日程を控えて一部地域地価が倍以上短期急騰し、誘致失敗で取り引きがぱったりとなくなり、地価が急落した。冬季五輪開催地宣伝前に土地を買おうとしていた首都圏投資者たちが大挙契約をやめ、価格暴落をあおいだ。また期待感に包まれていた田園住宅やペンション敷地の価格も誘致失敗後、わずか1、2日の間で30~40%ほど急落した。

  関連業界も超緊張状態だ。ペンション業界の場合、大部分冬季五輪有力候補地という点を集中的に広報してきただけに、今回の誘致失敗により、相当なショックを受けるものと見られる。一部では今回の冬季五輪誘致失敗がペンション市場のバブルを消して本格的な“玉石選別”が行われるものと見ている。

  専門家たちは平昌を中心にした江原道不動産市場自体が今回の冬季五輪誘致霧散で投資環境が急変した分、投資戦略も大幅に修正しなければならないという指摘だ。特に現段階で平昌地域投資は短期的動きに便乗するより未来的価値を見て長期的にアプローチする方がいいと専門家たちは助言した。

  不動産会社ファーストのクァン・チャンソク専務は「短期間急騰した状態で急な売りが徐々に増えるほかなく、平昌一帯の土地市場はしばらく下落は避けられない」と見ているが「ペンション投資者なら現在の投資受益率とこれから供給されるペンション客室数などを細かく計算してみることも必要だ」と指摘している。

  しかし、現地では今回の誘致失敗をこうした予測と結び付けないように神経を注いでいる。特にソウル大が発表した「バイオ先端研究団地造成」と平昌郡の自主開発計画を含めた一部開発材料は残っていることを強調する雰囲気だ。平昌蓬坪面(ポンピョンミョン)のある不動産仲介業関係者は「あれだけ念願した冬季五輪誘致は失敗したが、地域開発関連計画が多く、大きな下落はないだろう」と話している。
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