韓経:韓国コンテナ船14社が「韓国型海運同盟」結成へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.04 09:54
韓進(ハンジン)海運の破産で国際競争力が大きく低下した韓国海運業界が来年1月、韓国型海運同盟「韓国海運連合(KSP)」を結成する。M&A(企業の合併・買収)を通じて規模を拡大する中国および日本の船会社との競争で生き残るために韓国で初めての試みとなる海運同盟体だ。路線調整を通じて国内船会社のグローバル競争力を高めることが最も大きな目的だ。
◆ベトナム・タイ路線にメス
韓国政府と国内コンテナ船14社は8日、KSP結成のための了解覚書(MOU)を締結する予定だ。下絵は完成している。まずMOU締結後10月末まで企業担当者が集まる実務運営会議で各社の利害関係を整理する。路線合理化のためには各社の幅広い意見を集める過程が最も重要だというのが業界の分析だ。11、12月の2カ月間は船腹確保、スケジュール変更など最終点検をする。