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「3族を滅ぼせと金正恩が震怒」…脱北者3人を射殺

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.03 15:16
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年末に北朝鮮住民3人が鴨緑江(アムノッカン)を越えて中国に越ろうとしたところを摘発され、現場で射殺されたと伝えられた。

3日の米国の自由アジア放送(RFA)によると、12月31日、40歳代とみられる脱北者3人が両江道恵山(リャンガンド・ヘサン)付近の鴨緑江を渡ろうとしたところ北朝鮮警備兵に銃撃され、死亡するという事件が発生した。 被拉脱北人権連帯のド・ヒユン代表は「凍った川で銃撃されて倒れた」とし「北朝鮮警備隊が遺体を引いて北朝鮮側へ戻っていったことが確認された」と伝えた。

 
北朝鮮が最近、脱北者の取り締まりを強化しているのは、金正日(キム・ジョンイル)死去による住民の動揺を防ぎ、後継者の金正恩(キム・ジョンウン)の権力継承を固めるためという分析だ。

金正恩が人民軍最高司令官に公式推戴され、脱北者に対する処罰も強まっている。 中国国内の対北朝鮮消息筋は「国境警備隊が脱北者を現場で射殺するケースは何度かあったが、最近ほど殺伐とした雰囲気はなかった」と伝えた。 北朝鮮当局は国境警備隊と住民との癒着関係を断ち切るために勤務地を変更したりもした。

最近、金正恩は金正日総書記哀悼期間に脱北した住民を「逆賊」とし「3族を滅ぼせ」と震怒したという事実が、北朝鮮専門メディアを通して伝えられている。

金晋希(キム・ジンヒ)記者

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