後藤さんの取材のためにシリア入りした日本人ジャーナリストまで…武装勢力に拘束
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.12.24 13:58
仏パリに本部を置く非政府組織「国境なき記者団(RSF)」は、シリア武装勢力が日本人ジャーナリスト1人を拘束して身代金を要求していると明らかにした。読売新聞など日本メディアは24日、「ジャーナリストの安田純平さん(41)がシリアで7月に武装勢力に『拘束された』」とするRSFの声明を一斉に報じた。
RSFは22日(現地時間)、公式サイトに掲載した声明を通じて「安田さんは7月上旬、シリアに入国した数時間後、国際テロ組織アル・カーイダ系の『ヌスラ戦線』が支配する地域で拘束された」と伝えた。続いて「武装勢力は身代金を要求しており、応じられない場合は安田さんを殺害するか、他のテログループに売り渡すと主張している」とし、日本政府に対して解放のためにあらゆる手段を尽くすよう求めているという。また、「身代金の金額と支払いの期限は確認されていない」ともした。