答えは自ずと出てくる。 いくら実利外交を追求するといっても、李大統領や韓国政府がやむを得ず日本と対立する状況は必ず訪れる。 それを望まなくてもだ。 時にはそれが必要となる。 そしてその役割は頑固な李大統領に任せればよい。
しかし同時に水面下で雰囲気を調整して和やかに問題を解いていく作業が必要だ。 それが韓日議員連盟会長の役割となる。 このような席には頑固さよりも調整力のある人物が適している。 盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の5年間はそれが出来なかった。 誰もが‘頑固者’として対立したため、韓日関係を‘台無し’にした。 加藤氏が李大統領以外に李副議長の名前を挙げたのも理由がある。 役割分担が必要ということだ。