温暖化の済州、亜熱帯アテモヤ・アップルマンゴーたわわ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.30 15:08
農村振興庁の温暖化対応農業研究所によれば済州道をはじめ韓半島(朝鮮半島)は過去100年間で平均気温が1.6度上昇した。こうした傾向ならば2071年には現在の年平均気温よりも4.6度が上がることになる。
済州道で東南アジアが原産地であるアップルマンゴーなどの亜熱帯性作物の栽培が活発に行われる背景には、暖かくなった冬の天候が影響を与えたという分析だ。済州市の場合2011年に15.6度だった年平均気温が昨年には16.7度と1.1度も上昇した。アップルマンゴー農家が集まっている西帰浦は冬でも零下圏に下がるケースが非常に珍しい。アップルマンゴーの生育に必要な最低気温15度を維持するための暖房費がほかの地域よりあまりかからない。