中南米歴訪から１週間の休息を取って業務に復帰した朴大統領はこの日の冒頭発言で、「声がちょっとおかしいでしょう。（咽頭炎が）よく治っていません」と話したりもした。朴大統領は「規制改革推進状況と今後の計画」に対するチュ・ギョンホ国務調整室長の報告が終わると、「ちょっと待ってください」と司会者の話をさえぎり、「まだ５６０件を超える規制改善関連法案が国会に係留されている。この法律が早く改正されるよう国会に説明し、その推進状況を規制ポータルなどを通じて速やかに知らせてほしい」と指示した。

会議の中間に朴大統領は「アクティブＸがないインターネット簡便決済」の試演を見守った後、未来創造科学部の崔陽熙（チェ・ヤンヒ）長官に質問を浴びせた。アクティブＸとは金融会社やインターネットショッピングモールなどでセキュリティのためにパソコンにダウンロードするようにしたプログラムだ。

朴大統領＝「ですから本当にこれからこの簡便決済サービスを利用して自由に購入できるという確実な話でしょう」

崔長官＝「私が答弁します」

朴大統領＝「あまりにもこれまで（決済が）大変だというので」（参加者から笑い）

崔長官＝「現在２０大主要オンラインショッピングモールでこの方式で決済できます」

朴大統領＝「ＩＤとパスワードだけで決済が可能なのでしょう？」

崔長官＝「そうです。簡便決済です」

朴大統領＝「それならたくさん広報しなければなりません」

朴大統領はこの日１部の討論に続き２部にも参加する予定だったが、１時間４０分にわたり行われた１部討論だけ終え席をはずした。ミン・ギョンウク報道官は、「声がまだ回復しておらずコンディションが最良ではない。秘書室で２時間以上の会議を主宰するのは無理と建議した」と話した。


「国会で足止めされる経済活性化法…青年たちがどれだけもどかしいか」＝韓国（１）