【時論】北朝鮮の核問題、科学で対応しよう=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.07 16:42
1957年のスプートニクの事例を見よう。ソ連の水素爆弾攻撃の脅威に露出した米国は大統領直属の委員会を設置し、航空宇宙局(NASA)を創設して技術開発に注力した。学校教育を大々的に改善し、基礎科学を育成した。結局、72年には米ソ宇宙協力協定が締結され、対話を通じた緊張解消の道が開かれた。
我々にもこうした努力が必要だ。国家レベルで機構を整備し、知恵を集め、団結した力を見せなければいけない。北朝鮮の国防科学全般を眺望し、情報収集を大幅に強化し、専門家ネットワークを拡張することが求められる。これを通じて自主的な分析と対応能力を拡充し、少なくとも北朝鮮の問題だけは我々が世界を先導しなければいけない。