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朴槿恵氏総理説「え~、また何を…」

2008.06.07 11:08
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朴槿恵前ハンナラ党代表が5日、ソウル国立顕忠院内の故・朴正煕元大統領の墓参りを終えて階段を降りている。(NEWSIS)



3日、ソウル江南のある飲食店では 朴槿恵(パク・クンヘ)ハンナラ党前代表と党内2選以上、親朴議員たちの間での昼食会が開かれた。総選以後、初の集まりである上に親朴人事復党問題もある程度結末が見えてきたとあって、雰囲気は和気あいあいとしていた。

 
しかし10年ぶりに取り戻した政権が発足100日で危機に処していることに対する懸念もみられた。このときある出席者が「朴前代表総理説」を挙げた。「現状況を乗り越えるには“朴槿恵総理カード”しかないという話がある」と言われた朴前代表は「え~、また何を…」と特に何も述べなかったという。

与党の内部で“朴槿恵総理説”が浮上している。牛肉輸入問題から墜落した政府の信頼を回復するためには全面的な刷新が必要で、その核心は朴前代表の総理起用だという。

ある親朴人事は6日「最近 “朴前代表が危機解決のために総理か、党代表を務めなければならないのではないか”という話が挙がっていた」と述べた。ただ、まだ李明博大統領が直接そんな話をしたようではないとのことだ。

親朴派キム・ハグウォン前議員はこの日、ラジオ番組に出演し、朴前代表総理説について「親李、親朴両方が過去の不満と感情をすべて吐露して化学的結合を遂げ、青瓦台が誠意を見せればそれも可能ではないか」と話した。

金前議員の言葉は親朴陣営の全般的雰囲気を反映したものだ。朴前代表の側近たちは政府発足時に続き、再び総理説が挙がっていることに対し、青瓦台の真意はどうであるのかをうかがってみようという立場だ。

しかし「総理職が提案されたら」という仮定に対する反応は、以前とはやや違う向きがある。「総理職は朴前代表を困難な立場に追いやることもありえるが、難局打開のために引き受けることもできるのではないか」と考える側近が増えている。「現状況がどう解決されるのかによって現政府の成功だけではなく、保守勢力全体が左右されるほどの危機的状況だ」とし「青瓦台が誠意を持って提案してくれば、そのときは慎重に回答を出さなければならない」と側近らは話している。

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