【取材日記】「電気自動車後進国」に落ちぶれないようにするには(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.13 13:38
韓国が腕組みして傍観している間に自動車メーカーも電気自動車製造技術を飛躍的に引き上げた。記者が試乗した電気自動車「ボルトEV」が代表的だ。急ブレーキ時の反応速度が遅い点を除けば特に不満はなかった。力が弱いだろうと思ったが登り坂での瞬間加速力は期待以上だった。コーナリングもかなり満足できた。エンジンの代わりにサイズが小さいモーターを搭載したので室内・収納空間もゆったりしている。排気ガスがなくなり健康にも役立つというのでどれだけ良いだろうか。
制度施行・運営上の弱点も改善しなければならない。多くの電気自動車充電器はしっかりと管理されておらず、さび付いていたりクモの巣が張っていた。公営駐車場・混雑通行料割引などの恩恵も試乗する間は全く経験できなかった。