韓国・全羅南道－奈良県、歴史・観光分野で協力へ
ⓒ 中央日報日本語版2016.01.20 10:58
全羅南道（チョルラナムド）と奈良県が歴史・観光分野で互いに協力することで合意したことが伝えられた。
１９日、韓国メディア「アジア経済」によると、李洛淵（イ・ナクヨン）知事はこの日奈良県を訪問して荒井正吾知事と会談し、「両地域は古代百済と奈良県明日香村の活発な交流により、多くの文化的共通点を持っている」と述べた。
引き続き、国立博物館の間での所蔵品交換展示をはじめ、観光分野の課題解決のための観光業界従事者や公務員の人的交流およびシンポジウムの開催、ことし４月に霊岩（ヨンアム）で開催される王仁文化祭りに奈良県の公務員を招待することなどを提案した。
荒井知事は李知事の提案に賛成の意を示し、歴史に焦点を合わせて古代韓半島（朝鮮半島）と日本との間の交流の歴史を共同研究すれば観光分野での交流が自然に拡大するだろうと伝えた。これに伴い、両知事は実務協議を通じて具体的協力活動を展開していくことにしたとアジア経済は伝えた。