<アジアカップ>韓国、25年ぶり無失点6連勝…豪州との決勝はDF陣がカギ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.30 14:39
左サイドのDF金珍洙(キム・ジンス、23、ホッフェンハイム)も金英権と同じく貧困の中でサッカー選手を目指してきた。金珍洙の父はバイクで宅配をし、母は早朝の仕事をしていた。金珍洙は「学生時代はジーンズ1着もなく、トレーニングウェアと制服だけで過ごした」とし「サッカー部の会費が免除される奨学生になるために早朝に駐車場でドリブルの練習をし、ボールを缶に当てる練習もした」と振り返った。
金珍洙はブラジルW杯の最終エントリーに入ったが、出国直前に足首をけがし、代表チームから離脱した。再起して努力を続けた金珍洙は昨年6月、独ホッフェンハイムに移籍し、週間ベストイレブンに2回選ばれた。今大会、韓国選手のうち唯一5試合(480分)にフル出場している金珍洙は、準々決勝と準決勝でアシストをマークし、引退した李栄杓(イ・ヨンピョ、38)の後継者と呼ばれている。