IMF総裁の後任候補たち…韓国人の名前も(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.18 10:07
17日(韓国時間)には8人が次期総裁候補とて取り上げられた。仏財務相のクリスティーヌ・ラガルド、イスラエル中央銀行総裁のスタンレー・フィッシャー、エジプト出身で世界最大の債権ファンドのピムコのモハメド・エラリアン共同代表、中国出身の朱民IMF総裁特別補佐官、司空壱韓国貿易協会長らだ。
伝統的にIMF総裁は欧州の役割だった。代わりに米国はIMFの首席副総裁と姉妹機関の世界銀行総裁の席を占めてきた。「ところがこうした伝統が崩れる可能性が大きい」とAP通信は16日に見通しを示した。米国発の金融危機以後、新興国の発言権が大きくなったからだ。その余波でIMFの出資構造が変わっている。欧州の出資比率が減る代わりに中国やブラジルなどの比率が増える。