「73年も待ったが…なぜ強制徴用裁判は遅延するのか」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.14 14:17
7日に釜山(プサン)の賃貸マンションで会ったソ・ヨンヒョンさん(92)は慶尚南道昌寧(チャンニョン)が故郷だ。ソさんは18歳で強制徴用され、下関の炭鉱で働いた。当時、朝鮮人徴用者が日本人に殴られて死亡したり、仕事でけがをして死亡する場合、単純事故処理されるのを目撃した。ソさんは「あまりにも苦労がひどく、どのように死んでも同じだと思って4カ月後に逃げた」と振り返った。
ソさんは「国内でも強制徴用被害者が詐欺師のように見られたが、私が死ぬ前に最高裁の確定判決が出ることを強く望む」と訴えた。