朴大統領「北が挑発なら自滅につながるよう報復」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.30 14:29
朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日、「政府と軍は進化する北の核兵器とミサイルの能力に対応して実質的な対策を準備し、北がいかなる形で挑発しようと、その試み自体が北の政権の自滅につながるよう確固たる報復態勢を維持することを望む」と強調した。朴大統領はこの日午前に主宰した青瓦台(チョンワデ、大統領府)首席秘書官会議で、「北は核兵器の小型化を絶対に放棄しないはずで、もし弾道ミサイルに核を搭載することになる場合、我々の国家と民族の生存が危険になる」と述べたうえで、このように話した。
朴大統領は「北は乙支(韓米合同軍事)演習の真っ最中だった24日未明、これ見よがしに潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を発射した」とし「もう北の核とミサイルは単なる不安要因ではなく、我々の安保に非常に深刻な現在の脅威になっている」と強調した。続いて「このように我々の生存が直接的な脅威を受けている状況で安保を守るのは、わが国の運命と国民の生活を決定づける重要なこと」とし「このような時であるほど国を守ることに全員が心を一つにしなければならず、力を合わせなければいけない」と話した。