中国の光棍節、開始2分5秒で100億元…韓国製品の売上、日本・米国に次いで3位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.12 11:28
米中貿易戦争の渦中にも中国の内需が爆発的な勢いを継続した。11日、中国版『ブラックフライデー』であるアリババグループの光棍節(独身者の日/シングルデー)のショッピング祭りが、開始2分5秒で100億人民元(約1636億円)、1時間47分後に1000億元(約1兆6363億円)相当の商品を売った。100億元突破と1000億元突破にかかった時間をそれぞれ比べると、去年の3分1秒を56秒、9時間4秒を7時間以上短縮した。米中貿易戦争の余波で中国の景気鈍化に対する懸念が高まっている中でも、中国民間消費部門の力は相変わらず強いことをアピールしたものと解釈される。
10日夜には1万8000人が収容できる上海メルセデス・ベンツ・アリーナで米国歌手マライア・キャリー、サーカス集団「シルク・ドゥ・ソレイユ(太陽のサーカス)」らが出演した光棍節前夜祭ガラショーが華やかに繰り広げられた。台湾出身の日本のお笑い芸人の渡辺直美が迫力あふれる歌とダンスを披露し、日中和解の雰囲気を演出した。来年の引退を宣言したアリババのジャック・マー(馬雲)会長は「包容メッセージ」を出した。昨年、短編武術映画『功手道』に出演したマー会長は、宅配包装運転手、衣装モデル、ショッピングホストらアリババ生態系のトップ5と競って敗北する映像でガラショーに登場した。マー会長は「負けてうれしい」としながら「顧客とパートナー、職員が強くなったことが私の最大の成功」と語った。