【コラム】グーグル会長が平壌を訪問した本当の理由(1)

【コラム】グーグル会長が平壌を訪問した本当の理由(1)

2013年04月02日14時17分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  表と裏が違う世の中だ。外見だけでは分からないことが多い。世界最大のインターネット検索企業グーグルのエリック・シュミット会長が北朝鮮を訪問したのもその一つだ。シュミット会長は1月、平壌(ピョンヤン)を訪問し、3泊4日間滞在した。シュミット会長は世界的な企業家だ。時間がお金になる人だ。そのシュミット会長が世界で最も閉鎖された国を訪れた本当の理由は何か。好奇心のためだろうか。

  シュミット会長はインターネット開放の重要性を説明しに行ったと述べた。平壌から北京に戻った直後、空港に集まった記者に対し、シュミット会長は「閉鎖的なインターネット政策が北朝鮮の経済発展を遮っているので、こうした政策を撤廃するべきだと北朝鮮官僚を説得した」と語った。全世界がインターネットで緊密に連結している時代に、北朝鮮の閉鎖的な政策は孤立を深めるだけだと警告したということだ。

  先月、インド・ニューデリーで講演をしながらも同じ話をした。韓国の放送局と銀行が北朝鮮の仕業と推定されるサイバー攻撃を受けた直後だっただけに、聴衆の関心がシュミット会長の訪朝の背景に傾くのは当然だった。北朝鮮を訪問した本当の理由を尋ねた質問に対し、シュミット会長は「インターネットの力に関する朗報を伝えるためだった」とし「インターネットの開放こそ、北朝鮮を経済成長に向かわせる最速の道だという点を、北朝鮮の人々に最善を尽くして説明した」と話した。要するにインターネット伝導師の役割をしに平壌に行ったということだ。本当にそうか。

  数日前、イム・ウルチュル北朝鮮大学院大学教授から興味深い話を聞いた。北朝鮮内部事情に詳しいイム教授は「シュミット会長が北朝鮮に行った本当の理由は、北朝鮮IT(情報技術)人材を活用したビジネスの可能性を打診するためだった」と述べた。シリコンバレーを支える核心人材だったインドのIT人材に代わる候補として、北朝鮮のIT人材に関心を持っているという。その間、米IT企業はソフトウェア開発業務の相当部分をインドにアウトソーシングしてきた。しかし最近は賃金が大きく上がったうえ、インド企業が独自のブランドを持つ方向に進み、インドに代わる新しい人材の確保が至急な状況になったということだ。

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