【社説】あきれる韓国経済副首相の“国民のせい”発言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.24 15:36
玄オ錫(ヒョン・オソク)経済副首相が22日、カード会社の情報流出事態と関連し、「愚かな人は何か問題が生じれば責任を問う」述べたが、この発言は経済首長の資質を疑わせる。聞き方によっては「国民=愚かな人」と解釈される。最悪のタイミングで出てきた最悪の発言だ。
まず国民感情を全く考慮していない。個人情報が天下に暴かれることに対する国民の不安がピークに達している時だった。情報を流出した金融機関はもちろん、監督を徹底せず対応も遅い政府に対する問責論も強まっていた時期だった。こういう状況でこのような発言をすれば、「政府問責論を避けるため」という疑いを抱かれてもやむを得ない。