【グローバルアイ】安倍を救う金正恩、そしてドゥルキング
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.01 07:22
峠を越えたのだろうか。安倍晋三日本首相が最悪の泥沼から少しずつ這い出しているような感じだ。日本経済新聞が4月27~29日に実施した世論調査で、安倍内閣の支持率は43%だった。
1カ月前の42%とほぼ差はなく、「支持しない」とする回答(51%)が依然として高いが、それでも真っ逆さまに落ちる局面からは脱した。
ここ数カ月間、安倍首相は満身創痍の状態に陥った。学校法人「森友学園」の国有地安値売却問題で夫人の昭恵氏が介入した疑惑、自身の親友が理事長を務める加計学園の獣医学部新設をめぐる特恵疑惑、森友関連の財務省による文書改ざん、財務省事務次官の女性記者セクハラ波紋、陸上自衛隊平和維持軍の日報隠ぺいに続き、最近では文部科学相が元アダルトビデオ(AV)女優が運営する「セクシー個室ヨガ」に出入りしたという疑惑まで取り沙汰された。ひとつひとつ数え上げるときりがないほどの悪材料の連続だった。