米国務長官「北朝鮮非核化20年の努力は失敗、新たな方策が必要」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.17 16:27
日米両国は16日、核・ミサイル開発を加速化している北朝鮮に対して韓日米3カ国が連携して対応していくことで合意した。また米国は北朝鮮に対する新たな接近法が必要だと強調した。
ティラーソン米国務長官はこの日、東京で岸田外相と会談し、「北朝鮮の核・ミサイル開発は決して容認できないという認識を共有し、日米韓3カ国が連携して北朝鮮に挑発の自制と国連安保理決議の遵守を強く促していくことを確認した」と、日本政府が明らかにした。また、トランプ政権の対北朝鮮政策見直し作業に対し、両国が一致した立場を形成していくことにした。
ティラーソン長官は記者会見で「米国は北朝鮮に13億5000万ドルを支援するなど北朝鮮非核化努力を20年間続けてきたが失敗した」とし「北朝鮮の脅威が強まっているだけに北朝鮮に対する新たなアプローチが必要だ」と強調した。ティラーソン長官のこうした発言は、オバマ政権の「戦略的忍耐」と呼ばれた対北朝鮮政策を放棄し、より積極的な対北朝鮮政策を展開することを示唆したものとみられる。