ソウル大獣医大動物クローンチームが世界で初めて複製に成功したクローンオオカミが、1年5カ月間、順調に成長していることが確認された。 ソウル大の李柄千(イ・ビョンチョン)教授チームは26日、「絶滅危機のチョウセンオオカミの体細胞を、核を取り除いた犬の卵子に移植し、雌オオカミ2匹を複製した」と明らかにした。 2005年4月の世界初クローン犬「スナッピー」、06年6-7月に同じアフガンハウンド種の雌クローン犬「ボナ」「ピース」「ホープ」の誕生に続く世界初の研究成果だ。 チョウセンオオカミは、ソウル大公園にいる10匹を除いて約20年間、野生状態で発見されておらず、環境部が絶滅危機野生動物1級に指定している動物。