<ES細胞論文ねつ造の波紋>国民「まさかと思ったのに...騙された」
ソウル大・黄禹錫(ファン・ウソック)教授チームの論文が意図的にねつ造されたものであることが分かった後、国民は途方もない失望感と虚脱感に陥っている。希望と期待感を寄せていた難病患者らは衝撃に包まれた。
科学界のある関係者は「黄教授チームが今年5月、英ロンドンで全世界の記者らの前で『ヒト胚(はい)性幹細胞(ES細胞)の培養』という研究成果を発表し世界を驚かせた時点に、すでにES細胞が存在しない、との事実を知っていたならば、これは『詐欺』」だとし憤怒した。一方、ソウル大調査委の中間発表に対するネチズンの反応は二分された。