「今後30年導く教育の枠組み作ること…人格・職業教育が2本の軸」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.08 09:09
黄祐呂(ファン・ウヨ)社会副首相兼教育部長官が過去20年間の教育政策の根幹となってきた「5・31教育改革」から脱却して、新しい教育改革案をつくると明らかにした。就任5カ月を迎えて7日に中央日報と行ったインタビューからだ。黄副首相は「競争中心の5・31教育改革はグローバル化・情報化を目指したが、それは達成された」として「だが高い自殺率や離婚率、低い出産率など中心の部分は空洞化した恐れがある」と指摘した。引き続き「これを克服するには成果と実績を越えて幸福感を感じさせる教育が必要なだけに、人格教育と職業教育を強化する」と付け加えた。
黄副首相はまた「師範大学など教員養成機関だけでも1600%も過剰養成して卒業生の行く場所がなく、国内の大学でドイツよりも多いドイツ文学専攻者を輩出しているのが実情」としながら「複数・二重専攻を通じて他分野に就職するようにしたり、産業界の需要に合わせて定員を調整する大学に2016年から最大500億ウォンずつ支援する」と明らかにした。職業教育強化のために大学生が1学期の間に企業や機関で現場実習をして単位を取る「現場実習の学期制」も今年から推進すると述べた。