米政府・議会、全方向の北圧迫…「北朝鮮ARF加盟国資格の剥奪推進」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.04 07:18
米国が北朝鮮に対する「最大限の圧迫」を実行に移している。ドナルド・トランプ大統領が北朝鮮向け原油の封鎖と、事実上第3国の北朝鮮向け取引禁止等を含めた超強硬制裁法案を発効させたことに続き、行政府と議会の高位人物が相次いで強硬発言を連発した。米国務省は北朝鮮の東南アジア諸国連合(ASEAN)地域安保フォーラム(ARF)加盟資格の剥奪を推進すると明らかにした。ARFは北朝鮮が参加する唯一の域内多国間安保協議体だ。
マイク・ペンス副大統領は2日(現地時間)、「北朝鮮の核兵器プログラムを抑制するための米国の正しい戦略に、北朝鮮との直接対話は含まれない」と釘を刺しつつ、前日レックス・ティラーソン国務長官が提示した北朝鮮との対話論を否定した。東欧歴訪を終えて帰国する機内でのことだ。また「米国は北朝鮮に対する軍事行動を排除しておらず、すべてのオプションがテーブルの上に残っている」と述べた。