独島、日本の主張はだから虚構だ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.05.28 10:36
日本=『韓国は何を根拠に竹島が自国領土というのか』。韓国は竹島領有権問題を領土問題でなく日本が竹島を侵奪したという歴史問題として扱っている。明治政府は1905年に無主地だった無人島に竹島と命名し日本領にしたが、韓国側の歴史認識では日露戦争の最中に韓国領の独島を侵奪したとみているためだ。こうした歴史認識が生じたのは1952年1月28日に当時の李承晩(イ・スンマン)大統領が公海上に「李承晩ライン」を設定し、その中に竹島を含ませたことが契機になった。
韓国=『独島を日本が侵奪したというのは日本の学者によって究明された事実だ』。まず17世紀末の安竜福(アン・ヨンボク)の活動を契機に韓日両国の間に鬱陵島領有権をめぐり争いが起きた時に日本の江戸幕府が鬱陵島と独島について詳細に調査した後、1696年1月28日に2島とも日本の島ではないと決めたことがある。日本は「独島まで日本の島ではないとしたものではない」と主張するが、1625年12月25日付で幕府に提出された鳥取藩の「2島とも日本のどの藩にも属しない」という回答書などを見れば話にならない。