盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は今月13日、マスコミ各社の幹部ら数人を青瓦台(チョンワデ、大統領府)に招いて「支持率で頭を悩まされたことがほぼないが最近は少し悩んでいる」と述べたもようだ。文化(ムンファ)日報が18日に報じた。
同紙によると盧大統領は「任期がほぼ終わりかけていて人々が言うことを聞かなくっているようだ」という趣旨の発言をした。レームダックについての負担感を吐露したのだ。また「支持率については悩まなかったが最近は悩んでいる」とし「私が何を間違ったのか分からない」と述べた。続いて「執権する間に発生した懸案は、成人向け娯楽室、商品券の問題だが、青瓦台が直接取り扱うべき性格のものではないと思う」とした。
そして金大中(キム・デジュン)前大統領の支持度を挙げ「それでも私のほうがさらによいのでは」と述べたもようだ。さらに「残った任期の間に改革政策を進めるのはむずかしく、以前進めていた政策を管理することだけ考えている」としたとのこと。北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の再開などについては「これ以上できることがない」とし「状況がさらに悪化しないように管理し次期政権に渡さざるを得ない」と述べたものとされる。